フリースクールの位置づけ
先日、文部科学省初等中等教育局のフリースクール等の専門官にフリースクールについてお話を伺える機会がありました。
不登校の子どもたちを受け入れているフリースクールについて、文部科学省が制度的位置付けを検討しているとのことはニュース等でも知っておりましたが、実際にお話を伺うと現場での大変さも感じました。
フリースクールもさまざなのものがあるようで、フリースクールを教育機関として公的にどう位置付けるのかとても難しい印象を受けました。
当協会にも、「勉強は頑張りたいが、学校に行けなくなってしまった子ども」を持つ家庭からの相談があります。
子どもの性格によってアプローチの仕方が異なるのでとても難しいですが、子どもの成長にあわせて、取り組んでいく必要があります。ただし、子ども中心になってしまうと短期的に成功しても、継続できない難しさもあります。周囲の大人のエネルギーも必要になりますので、保護者の方は抱え込まずさまざな機関を利用しながら、お子様のタイプにあった環境を整えていくことがおすすめです。
当協会でも、相談室や学習指導がありますので、出来ることからひとつずつ取り組んでいきたいと思います。