CMOからのお知らせ

日本家庭学習支援協会では、家庭学習力向上のために、はたらきかける人を CMO(シーモ)と呼んでいます。 CMOにより、家庭学習力の向上に貢献し、子どもたちの明るい未来をつくっていきます。 CMOを職業として確立することにより、さまざまな教育問題の是正に寄与し、日本の社会、経済発展に貢献していくことを目的とします。

【家庭学習の現状】

さまざまな格差問題がさけばれれいますが、まずは我が子のために何ができるのか考えてあげることが大切です。

各家庭で、「できること」と「できないこと」はさまざまですが、まずは「できること」をひとつずつ積み上げていきましょう。

 

【家庭学習に関する調査」調査概要】

調査方法 : イー・ラーニング研究所の会員にメールにてアンケートを送付、

 

1. 月に1万円以上教育費用をかけている家庭が7割いる!

2. “家で勉強する”ことが普段から習慣化している小中学生は2割という結果に!

3. “学習を習慣化できていない”ことが一番の悩みと回答した親は半数を越える56%!

4. 親の9割が子どもの家庭学習に対して肯定的な考え?!

 

【調査結果概要】

1、月に1万円以上教育費用をかけている家庭が7割いる!
 “子どもの教育にかける(かけた)お金(1人/1ヶ月)はいくらぐらいですか?”という質問に対して、「1円以上5千円未満」(9%)、「5千円以上1万円未満」(21%)、「1万円以上2万円未満」(25%)、「2万円以上3万円未満」(15%)、「3万円以上5万円未満」(10%)、「5万円以上」(9%),「かけていない」(11%)という結果に。
 子どもの教育費用において、月に1万円以上かけている家庭が7割いることが判明しました。

 

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2、“家で勉強する”ことが普段から習慣化している小中学生は2割という結果に!
 小中学生の児童に対し、“家で勉強するのはどんな時ですか?”という質問に対して、「宿題があるとき」(44%)、「普段から習慣化している」(20%)、「テスト前」(18%)、「家族から勉強しろと言われたとき」(11%)、その他(7%)という結果に。
 「普段から習慣化している」小中学生は2割に留まり、「宿題があるとき」と回答した児童が約半数でした。その他「テスト前」、「家族から勉強しろと言われたとき」という理由が挙げられ、限定した時期に勉強する傾向がうかがえます。

 

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3、“学習を習慣化できていない”ことが一番の悩みと回答した親は半数を越える56%!
 “子どもの家庭学習の一番の悩みはなんですか?”という質問に対して「学習を習慣化できていない」(56%)、
「子どもに最適な教材がない」(16%)、「(習い事などで)家で学習する時間がない」(14%)、「その他」(14%)という結果に。
 「学習を習慣化できていない」と感じる親は半数を越える結果になり、また「その他」と回答した中には” やる気・根気が長続きしない“、”子供が集中しづらい“などの意見が寄せられました。

 

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4、親の9割が子どもの家庭学習に対して肯定的な考え?!
 “子どもの家庭学習のよいと思うところはなんですか?(複数選択可)”という質問に対して、「子どもの学習の様子を確認できる」(45%)、「子どもの学習の手助けが出来る」(26%)、「子どもが学習したことなどが話題のきっかけになる」(22%)、「その他」(4%)、「ない」(2%)という結果に。
 家庭学習に対して、“よいと思うところ”は「ない」と回答した親はわずか2%に留まり、肯定的な回答が9割を占める結果となりました。

 

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