CMOからのお知らせ

日本家庭学習支援協会では、家庭学習力向上のために、はたらきかける人を CMO(シーモ)と呼んでいます。 CMOにより、家庭学習力の向上に貢献し、子どもたちの明るい未来をつくっていきます。 CMOを職業として確立することにより、さまざまな教育問題の是正に寄与し、日本の社会、経済発展に貢献していくことを目的とします。

児童養護施設の活動報告〜2014年度を振り返って〜

担当している教室の1年間をご報告させていただきます。

(都内NPO団体の年次報告会での発表)

 
子どもたちの学習習慣はこの一年間でとても成長しました。
最初は「勉強なんて、絶対やらねぇ」、「勉強なんてやる意味ねぇし」など
と言われることもありました。
『大人に対してその口の利き方はなんだ』という気持ちは頭をよぎりながらも、
まずは子どもたちに寄り添い、子どもたちの言葉(叫び)をしっかりと聞くことから取り組んできました。
 
最近では、捨てゼリフをはくこともありますが、学習プリントを取り組む姿勢ができあがってきました。
年度スタート時に1週間で1枚もやれなかった子どもたちも、今では、調子の良い週は10枚以上取り組むまでに成長してきました。
ただ、一方で該当学年の学習内容が定着している子どもが少ないという課題もあります。
 
この課題を改善していくにはまだ時間が必要かもしれませんが、
少しで該当学年の学習内容に追いつけるように今後も取り組んでいきたいと思います。