【中学受験生必見】2015年 重大ニュース③
2015年は新しい世界遺産が誕生しました。
明治日本の産業革命遺産 製鉄・製鋼、石炭産業です。
富士山、富岡製糸場と絹産業遺産群に続き、3年連続で日本に世界遺産が誕生しました。
今回選ばれた「明治日本の産業革命遺産 製鉄・製鋼、石炭産業」は、8つの県の23の施設で構成される遺産群です。
すべて覚える必要はありませんが、八幡製鉄所や松下村塾、端島炭坑(軍艦島)などの名称や位置、さらに日本の産業化における役割について学習しておきましょう。
・学習ポイント①
三池炭鉱や端島炭坑(軍艦島)などは場所や写真を見て判別できるようにしておきましょう。
三池炭鉱
端島炭坑(軍艦島)
(関連記事)
・韮山反射炉や「軍艦島」 世界文化遺産へ 近代日本の歩み伝える : KODOMO : 読売新聞(YOMIURI ONLINE)
・学習ポイント②
「産業革命」について確認しておきましょう。
産業革命とは、18世紀後半にイギリスから始まった技術革新のことです。
これによって大量生産が可能になり、社会や経済に大変革をもたらしました。
その後、欧米諸国にも広まりました。日本の産業革命はイギリスより約100年おくれました。
・学習ポイント③
現在も一部が稼働している八幡製鉄所や歴史上の著名人を多く輩出した松下村塾は確認しておきましょう。
歴史上の多くの有名人を輩出した松下村塾は、大河ドラマの舞台にもなりました。
そのため、松下村塾と吉田松陰に関連した問題が出題される可能性があります。
また、松下村塾の出身者には明治維新に貢献した伊藤博文など、産業革命とゆかりの深い人が多くいます。
・まとめ
世界遺産についての時事問題は最近よく出題されています。
今回は歴史と地理の融合問題が出題される可能性がありますので、明治日本の産業革命の歴史と九州の地理についてはしっかりと学習しておきましょう。
時事問題の多くは時事的な事柄を切り口に基礎的な知識を聞いてきます。
時事問題だけでなく、その背景にある基礎的な知識をしっかりと確認しておきましょう。