【中学受験を考える ママ必見 】大手中学受験塾に通塾している6年生です。塾の学習や課題が多く、日々の学習に追われており、寝る時間も深夜になることが多く、親子共々、生活に余裕がない状態です。
中学受験を考える家庭からの相談ケースのご紹介です。
ご質問: 大手中学受験塾に通塾している6年生です。塾の学習や課題が多く、日々の学習に追われており、寝る時間も深夜になることが多く、親子共々、生活に余裕がない状態です。 最近は、成績も徐々に下がり、このままでは受験前に娘が潰れてしまうのではないかと危惧しております。ある程度覚悟はしていましたが、もう少し余裕を持って取り組むことはできないでしょうか。また、課題や過去問の優先づけをお願いすることはできるでしょうか。
回答: 塾の課題や過去問に優先順位をつけることは可能です。すべての課題を負担なくこなせたらそれにこしたことはありませんが、お子様の性格や状態にあわせて課題を設定することが大切になります。 お子様の様子やご家庭の方針を伺い、課題の取捨選択等をご提案させていただきます。
実際の取りくみ:今回のケースはお子様の成績もトップクラスで志望校もトップ校でした。塾からの課題をすべてこなそうとした結果、いろいろなことがまわらなくなってしまい、親子関係や生活に支障をきたしてしまい、成績も徐々に下がってしまいました。 提案させていただいたことはとてもシンプルで、課題の取捨選択と志望校への対策、そして一日のスケジュール設定でした。
◆日曜日スケジュール例(相談前)
6:00起床・朝食
7:00-8:00 塾のテスト勉強
9:00-19:00 塾
20:30 塾の宿題・学校の宿題 -24:00 授業の復習など
◆日曜日スケジュール例(相談後)
6:00起床・朝食
7:00-8:00 塾のテスト勉強 塾
9:00-17:00 ※優先度の高い講座のみ受講
18:00-19:00 塾の宿題(取捨選択することにより時間短縮)
20:30-21:00 自由時間
21:00-22:00 志望校へむけた学習 (志望校へむけた対策課題を指示)
受験結果: すべての難関校に合格。
受験後のご家庭の声: 最初はこんなに課題を削ってよいものかとても不安にもなりました。しかし、余裕のもった生活に変えてみると、娘の様子に変化が見られました。 好きだった読書もできるようになり、不思議と勉強にも前向きになりはじました。成績も徐々に上がりはじめ、親子共々心に余裕がもてるようになりました。受験に向けて不安がたくさんあったのですが、相談することで受験に前向きに取り組んでいくことができました。お陰様で、親子関係もよい関係のまま受験を乗り越えることができました。
塾では2月から新年度スタートになります。
2・3月は新しい家庭学習の習慣を身につけて、充実の1年間を過ごしましょう。
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