【ママ必見!】我が子のケアレスミスを検証してみる!
ケアレスミスとは
不注意による誤り。軽率な間違いです。
ケアレスミスは原因を追求し、ミスの傾向にあった方法を取ることで、
「ミスを0」にするこは難しくても、減らすことはできます。
まずはお子様のケアレスミスのタイプを検証してみましょう。
今回は以下の2つのタイプに分けて検証していきます。
①問題文(条件)の入力ミス
問題文を理解したつもりで解答に取りかかってしまう。
例えば、円周を求める問題で半径5cmと問題文に書いてあるのを確認した瞬間に
5×3.14 半径を直径と勘違いする。
5×5×3.14 面積の公式を使ってしまう。
また、おうぎ形のまわりを求める問題で、中心角90度、半径5cmと確認した瞬間に
10×3.14÷4(×1/4) 弧のみを求めて終わってしまう。
などが考えられます。
入力ミスによるケアレスミスを防ぐには問題を正確に理解し解答を始めることが大切です。
問題文の条件に線を引いたり、式の意味を問題文の条件と結ぶなどして、
確認することをおすすめしております。
以下の問題で早合点してしまう子は注意が必要です。
(じっくり考えた上で間違った場合は早合点ではない可能性があります。)
問題1
5人がかくれんぼしています。2人見つかりました。残りは何人ですか?
「3人」と答えた人はケアレスミスです。1人鬼がいますので2人です。
問題2
コーヒーカップの取っ手は普通どちら側についていますか?
「え!、右!?、左!?」と考えてしまった人は、問題を意味を勝手に思い込んでいる、解釈している可能性があります。右、左ということではなく外側ですね。
②問題を答える際の出力ミス
集中力が切れると発生する単純作業でのミスです。
例えば、自分の字の「0」と「6」を見間違え、その後の計算で間違えてしまったり、
筆算や式はしているが、問題文と重なっていたり、消しゴムを使用せずに取り組んでいる。
このようなミスを防ぐには、普段から丁寧さと慎重さを意識させる必要があります。
式を書くときに問題文の数字のみではなく、単位も書かせることで式の意味を考えさせたり、
筆算のたて、よこの列をしっかりとそろえさせたりすることでミスを減らすことができます。
当然、間違ったときは消しゴムを使わせる習慣も大切です。
また、集中力を鍛えるという点では、音読をすることもおすすめです。
お時間があれば下の文章をお子様に音読させてみてください。
〜ここから〜
あきもふかまりたべものもおいくしなってきた
このきせつけんこうかんりにじゅうぶん
ちゅいうしてべんきょうをがんるばぞ!
〜ここまで〜
どうですか!? 何の違和感もなく読めてしまいましたか?
実はこの文章には下記の3か所がおかしくなっています。
〜ここから〜
ケアレスミスしやすいかチェック
あきもふかまりたべものもおいくしなってきた
このきせつけんこうかんりにじゅうぶん
ちゅいうしてべんきょうをがんるばぞ!
〜ここまで〜
集中して読むトレーニングをすることも、油断から起こるミスを減らすには効果的です。
今回は以上2つのタイプに分けましたが、ケアレスミスは細かく原因究明するにことにこしたことはありません。
ケアレスミス等の家庭学習でお困りのことがありましたら、家庭学習相談室にご相談ください。
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