【親子で考える!】災害・防災に関する中学入試問題
今週のお題「ゴールデンウィーク2016」
『30年以内に70%の確率で発生すると予測されている、首都直下地震。
あなたは、その準備ができていますか。』
今やろう。
もしも今、東京に大地震が起きたら。
そのとき、家にいたら?
地下鉄にいたら?
真冬だったら?
真夜中だったら?
ひとりでいたら?
守るべき誰かといたら?
東京が一瞬にして姿を変えるその瞬間、あなたはどうする?
今想像しよう。
今正しい知識を得よう。
今備蓄しよう。
今家族や近所の人たちと話そう。
一つひとつの小さな備えが、あなたを守る盾になる。
人は、災害と戦える。今やろう。
災害から身を守る全てを。
東京防災では以上のような内容からはじまり、防災についての知識や具体的な防災アクションが掲載されています。
もしものときに備えて身を守るための力をつけておきましょう。
また、中学入試でも災害や防災について考えさせる問題は度々出題されています。
これは、子どもたちにも『現実のさまざまな問題に興味・関心を持って、自分なりに考えてほしい』という、学校側のメッセージがこめられていると想像できます。
今回は中学入試に実際に出題された問題を考えていく中で、さまざまな災害についての認識を深め、これに対処する心構えを親子で考えてみてください。
◇十文字中学校 理科入試問題より◇
2014年の夏には、大雨による土砂災害が起こりました。花子さんの住んでいる地域では、大雨によって洪水が起こる危険があります。
花子さんは、洪水が起こったときの適切な行動を知るために、降水量が1時間あたり100mmをこえたときに予想される浸水のようすが書いてあるハザードマップを調べてみました。
花子さんは地図の★のところに住んでいます。住んでいるのは、マンションの1階です。
問題1
降水量が100mmをこえる雨の予報が出たときに、花子さんはどのように行動すれば良いですか。次の(あ)〜(え)の中からひとつ選び、記号で答えなさい。
(あ)避難しない。
(い)十文字第一小学校体育館に避難する。
(う)十文字第二小学校体育館に避難する。
(え)十文字中学校体育館に避難する。
問題2
土砂崩れ、土石流、洪水以外の自然災害で知っているものをひとつ答えなさい。また、それに対して日常生活の中でできる対策を、避難する場所を確認する以外でひとつ答えなさい。
解答については次回お伝えいたします。
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