【小学生の理科入門(植物③)】有胚乳種子と無胚乳種子違い!?
今週のお題「植物大好き」
植物の種子は有胚乳種子と無胚乳種子の2種類に分けられます。
それぞれの種子の違いは下記のようになります。
有胚乳種子・・・カキ、イネのなかま(ムギ・アワ・ヒエなど)、とうもろこしなど。
無胚乳種子・・・インゲンマメなど。
※無胚乳種子は、たくさん種類があります。有胚乳種子を覚えるとよいと思ういます。
◆有胚乳種子◆
種皮・・・種子を保護する皮の部分。
胚乳・・・発芽に必要な栄養分が蓄えられている部分。
胚・・・将来植物の体となる部分。
子葉・・・発芽した際に出る葉となる部分。
胚軸・・・将来茎になる部分。
幼根・・・将来根になる部分。
◆無胚乳種子◆
胚軸・・・将来茎になる部分 。
幼根・・・将来根になる部分 。
子葉・・・発芽したときに出る葉となる部分。
幼芽・・・将来本葉になる部分。
◆有胚乳種子と無胚乳種子違い!?◆
有胚乳種子は栄養分が蓄えられている胚乳が種子の大部分をしめている。胚の部分が小さい。
無胚乳種子は種子の大部分は子葉が占めている。
子葉は体になる部分であり胚に含まれます。そのため、無胚乳種子では種皮以外の部分がぜんぶ胚に含まれることになります。
この違いはしっかりと覚えておきましょう。
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