「お母さんG7サミットって何!?」と聞かれたときのために
G7サミットとは
日本、アメリカ、イギリス、フランス、ドイツ、イタリア、カナダの首脳並びに欧州理事会議長及び欧州委員会委員長が参加して開催される首脳会議です。
基本的価値観を共有する首脳が世界経済や地域情勢等、国際社会が直面する様々な課題について、率直な意見交換を行い、協調して対応することを確認する場です。
世界は国際化が進み、国同士の結びつきがどんどん強くなっています。
地球のどこかで起きたことが、国や国境をこえて私たちにもさまざまな形で関係してきているのです。
こうしたなか、平和で、豊かで、美しい自然に囲まれた世界をめざすにはどうしたらいいでしょう?
世界は直面するさまざまな課題について、主要な7つの国のトップがひとつのテーブルで囲んで話し合い、文書をまとめることで、より早く、確かに、世界の進むべき道を考えていこうというのが、サミットの目的です。
サミットがスタートしたのは1975年です。
世界では、第1次石油危機などが起こり、経済、貿易、エネルギーなどについて、すぐにでも首脳レベルで話し合う必要があったのです。
そこで、日本、アメリカ、イギリス、フランス、ドイツ(当時は西ドイツ)、イタリアの6か国によって行われました。
2016年5月26日・27日は伊勢志摩サミット
2016年のG7伊勢志摩サミットで、サミットは42回目を迎えます。
毎年、各国が順番に議長国となって進められますが、2016年は日本がその議長国です。
これまで日本は、1979年(東京)、1989年(東京)、1993年(東京)、2000年(九州・沖縄)、2008年(北海道・洞爺湖)の5回、議長国となっています。G7伊勢志摩サミットで6回目となります。
サミットが開催される志摩市は、市の全域が伊勢志摩国立公園に指定されている風光明媚な地域です。
大小いくつもの島々と入江が入り組んだリアス海岸の景観が広がる英虞湾は、日本を代表する自然の風景地であり、その中に会場となる賢島があります。
英虞湾は、真円真珠養殖発祥の地としても知られています。
(参考:伊勢志摩サミット)
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