「親子で考える!」季節を考える 〜小春日和〜
「小春日和(こはるびより)」
小さい春と書くことから、冬が終わりかけ春が訪れる少し前のポカポカとした陽気が続いている時期のこと、と思っている方も多いようですが、実は違います。
春の晴れた日のことを表す言葉には「春日和」があり、春の季語にもなっています。
“小”という文字がつくかつかないかだけなのですが、春日和と小春日和では意味が全く違っています。
では、小春日和とは一体いつのことを言うのでしょうか?
小春日和は秋から冬に移り変わる時期に、春のように穏やかな陽気が続くことから、
小春日和と呼ばれるようになりました。
したがって、小春日和は、冬を表す言葉になります。
他にも、小春日、小春空、小春凪などの言葉もありますが、春を表す季語ではありません。
小春という言葉は、晩秋から冬に使われる季語だということを覚えておきましょう。
季節の変化や特徴を言い表した言葉を考えさせることは、中学入試の問題でも度々出題されています。
冬の季節を感じながら、親子でチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
◇中学入試問題に挑戦(聖光学院)◇
【解答】
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①夏 ②秋 ③冬 ④夏 ⑤冬
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