CMOからのお知らせ

日本家庭学習支援協会では、家庭学習力向上のために、はたらきかける人を CMO(シーモ)と呼んでいます。 CMOにより、家庭学習力の向上に貢献し、子どもたちの明るい未来をつくっていきます。 CMOを職業として確立することにより、さまざまな教育問題の是正に寄与し、日本の社会、経済発展に貢献していくことを目的とします。

「お母さんおせち料理ってなに!?」と聞かれたときのために

お題「我が家のおせち・お雑煮」

 

おせち料理とは

もとは季節の変わり目の節句に神様にお供えした料理でした。

漢字では「御節料理」と書きます。「おせち」とも言います。

 

正月が一番重要な節句であることから、やがて「おせち料理」といえば正月料理をさすようになりました。

おせち料理は年神様へのお供え料理であり、また家族の幸せを願う縁起ものの料理でもあります。

ですので、おせち料理には紅白の料理は欠かせません。

紅はめでたさ、慶び、魔除け、

白は白米、神聖さなどを表すものとされています。

 

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【紅白なます】

紅白でおめでたいさっぱり料理です。

生の魚介と大根、にんじんと酢で作ったことから、なますの名がつけられました。

今は生の魚介の代わりに、干柿や昆布、ゆずの千切りも用いられます。

 

【田作り】

五穀豊穣を願い、 小魚を田畑に肥料として撒いたことから名付けられた田作り。

片口鰯の小魚(ごまめ)を使った田作りは、関東でも関西でも祝い肴3品のうちの1品です。

 

【栗きんとん】
黄金色に輝く財宝にたとえて、豊かな1年を願う料理です。

日本中どこにでもある栗は、山の幸の代表格で、「勝ち栗」と言って、縁起がよいとして尊ばれてきました。

 

【筑前煮】

おせち料理の始まりは煮しめだったということもあり、季節の野菜などを入れた筑前煮なども定番です。

筑前煮には、穴があることから、将来の見通しが良いとされる縁起物のレンコンも入っており、お祝いの席にはもってこいです。

 

 

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【餅(鏡餅と雑煮)】

餅は、昔から神様に捧げる神聖な食べものとして考えられ、祝いごとや祭りの日には欠かせないものでした。

雑煮は、年神様にお供えした餅を、野菜や鶏肉、魚介などといっしょに煮込んで作る料理です。

 

この他にも、おせち料理にはさまざまな意味があります。

そんな意味を楽しみながら、親子でおせち料理を楽しんでみてはいかがでしょうか。

 

 

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