【小学生の子を持つお母さん必見!】〜成績が伸びる子の共通点⑤〜
成績が伸びる子にはいくつかの共通点があります。
そのひとつとして、「復習ができる」子は成績が伸びやすいという傾向がみられます。
復習のやり方としては、学習直後の復習と少し時期をあけての復習があります。
ここでは最低限の復習方法をオススメいたします。
①学習直後の復習(その日もしくは次の日)
時間がない場合などは、その日に習った解説や図表、資料を見る時間を少しとるだけでも良いと思います。
特に理科や社会の教科書にのっている写真や統計資料は見るだけでも記憶の整理に役立ちます。そして、数日後に問題を解き直したりすることも忘れないでください。
春休みや夏休み、冬休みなどの長期休みは復習の良い機会です。
また、問題の解法や答えにいたる道筋をきちんと確認することも大切です。
復習の際には答えだけではなく、解答に至までの途中過程が習ったやり方と同じかどうかを確認することが重要です。保護者の方が関われるとさらによい復習になります。
②少し時期をあけての復習(3・4日後)
学習直後の復習で間違った問題のみ取り組みます。すべてを取り組む必要はありません。
また、教科ごとに復習ノートを作り、間違った問題を残しておくと、子どもの弱点をご家庭で把握することができます。間違った問題を何度も繰り返し取り組むこともできます。
問題をコピーしてはっておくだけでよいと思います。
教科ごとの復習方法
・算数
最低限の演習量が重要です。見ているだけでは、分かったつもりになっていることが多くあるので、時間を測って、自分の手をしっかりと動かして解いてみましょう。
分からなかったらその場で解説を確認し理解した後で再度解き直しましょう。
・国語
多くの問題や文章に触れれば良いというわけではありません。
子どもが興味をもつことができるひとつの文章について、作者の意図をしっかりと読み取らせることが大切です。
また、漢字や熟語など暗記するものは繰り返し解くことが必要です。
・理科、社会
関連性を意識することが重要です。
社会では、歴史の流れや、事件が起きた背景、理科では、その実験結果になった理由などをしっかりと理解しましょう。
社会や理科は、地理と地学・物理と化学のように密接に関連している単元があります。
まったく別のものとしてとらえないような復習も大切です。
また、それぞれの関連性を頭の中で組み立てる道具として、資料や写真、辞典、図鑑などを有効活用しましょう。
そして、基本的な知識を暗記するということも忘れてはならない大切な学習になります。
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