【小学生の子を持つお母さん必見!】〜成績が伸びる子の共通点⑥〜
成績が伸びる子にはいくつかの共通点があります。
そのひとつに「やりぬく力がある」子は成績が伸びやすい傾向が見られます。
やりぬく力とは
与えられた課題に対して、長い期間、粘り強く取り組み、最後までモチベーションを維持して努力し続ける力です。
ペンシルバニア大学の心理学者アンジェラ・リー・ダックワースの研究では、学歴の高さや知能指数とは関係なく、よい成績をとる人間には共通の特性が浮かび上がってきたとの研究結果もあります。その共通する特性が「やりぬく力」です。
やりぬく力は、生まれつき備わっている才能ではありません。
育った環境に影響があり、楽しく学べ、継続的に子どもたちを鼓舞することで育っていく力です。
やりぬく力を育てるための家庭での注意点
①無理な目標設定をしない
モチベーションを維持していくためにも目標を設定することはとても大切なことになります。しかし、その目標設定を間違ってしまうと成功体験を得ることが難しくなります。まずは無理のない目標を設定しましょう。
②継続的に学習に取り組む
1日5分または1問でもよいので決めたことを毎日取り組みましょう。
“何もしない”という日はつくらないようにすることがポイントです。
体調不良は別とし、どんなに辛いことがあっても1問は取り組んでみましょう。
最初から忙しくてできないと諦めるのはなく、取り組む時間をつくることから始めてみることも「やりぬく力」を鍛えることへ繋がります。
③粘り強く考える問題に取り組む
家庭学習には②のような処理型の学習と③でのご紹介する粘り強く考えてみる思考型の学習があります。
粘り強く考えてみる思考型の学習ではパズル的な問題や論理思考力の問題がオススメです。
最初は楽しく学べる、以下のような問題でもよいと思います。
1日での取り組む時間を決めて、決めた時間内は質問にも一切答えずに問題に取り組む環境を整えてください。
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