CMOからのお知らせ

日本家庭学習支援協会では、家庭学習力向上のために、はたらきかける人を CMO(シーモ)と呼んでいます。 CMOにより、家庭学習力の向上に貢献し、子どもたちの明るい未来をつくっていきます。 CMOを職業として確立することにより、さまざまな教育問題の是正に寄与し、日本の社会、経済発展に貢献していくことを目的とします。

「お母さん、AIってなに?」と聞かれたときのために

人工知能(AI)とは  

コンピューターに知的な活動をすることを目的とした技術や研究のことです。

ソフトバンクの人型ロボット「pepper」や掃除ロボット「ルンバ」が有名です。

 

リオデジャネイロオリンピックでは中国の新聞社で、競技終了から2秒で記事を書き上げるロボット記者が活躍し、計450本もの記事を書きました。 

近年はディープラーニングという技術によってコンピューターが経験をもとに自ら学習する機能も誕生しました。

ディープラーニングはコンピューターに大量の画像や写真などのデータを認識させ、自ら分析、学習を行わせるものです。

例えば掃除ロボッットは部屋の広さや形を認識し、回数を重ねるごとにより効率的に掃除が出来るようになります。

その他にも、株の取引、自動車の自動運転などに人工知能の技術が活かされています。2030年代には自動車全自動運転の時代がくるとも言われています。  

 

人工知能は人間の暮らしを格段に便利にする一方で、ロボットが人間の仕事を奪ってしまう可能性が専門家から指摘されています。

スーパー店員、タクシー運転手などの仕事が人工知能に置き換わっていき、「日本の労働人口の約49%がロボットに置き換わる」という予測が野村総合研究所からでています。

さらに、2015年夏にスティーブンス・ホーキング博士ら8600人の専門家が「人工知能を使った兵器の開発が無防備に進めばロボット戦争が起きかねない」と警鐘を鳴らす署名を行いました。ホーキング博士は「完全な人工知能が開発されたらそれは人類の終焉を意味するかもしれない」と語っています。

人工知能が自らのソフトを改良することを続ければ、その成長速度は人間をはるかに上回り人工知能が人間に取って変わってしまうというのです。

人工知能が人間の知能を超える、「技術的特異点(シンギュラリティ)」は2045年と言われています。

人工知能が発達することの善し悪しを人間がしっかりと理解した上で、将来どのようにすれば人間が人工知能とうまく共生できるか模索し、作り上げる努力が必要です。

 

 

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