【合格祈願】太宰府天満宮
東京・神奈川の中学入試まで僅かとなってきました。
家庭ではお子様の体調に注意しながら、最後の追い込みをしていることと思います。
今回は学問の神様として知られている天神さまに合格祈願をして参りましたので、その様子をご紹介いたします。
お近くの天満宮でリフレッシュも兼ねて、祈願するのも良いのと思います。
太宰府天満宮とは
天神さま(菅原道真公)をお祀りする全国約12,000社の総本宮と称えられ、
「学問・至誠・厄除けの神様」として、ご崇敬を集めています。
菅原道真とは
一般的には学問の神さまとして知られている人物です。
受験では「白紙にもどせ、遣唐使」ということで、894年の遣唐使廃止を建議した人物として有名です。
899年には、藤原時平が左大臣に、道真が右大臣に任じられます。
菅原道真は吉備真備につぐ学者出身の大臣となりました。
その後、藤原氏と対立し、九州の大宰府に流されます。
『東風吹かば にほひおこせよ 梅の花 主なしとて 春な忘れそ』
この有名な歌は、九州に流される前に道真が詠んだ歌です。
・参拝
西鉄天神駅で「太宰府初詣きっぷ」を購入(片道400円)
参道を抜けると、「御神牛」がいます。
道真が乙丑年(きのとうし)生まれであることや、本殿創建の聖地が牛との縁により定められたことなどに由来し、境内には牛の像が奉納されています。
「御神牛」の頭を撫でると知恵が授かるという信仰があります。
御本殿です。五間社流造(ごけんしゃながれづくり)で檜皮葺の屋根を備え、
築400年以上を経過した現在でも桃山時代の豪壮華麗な様式を見事に伝えています。
国の重要文化財に指定されています。
写真の右にある御神木は、「東風吹かば にほひをこせよ 梅の花 あるじなしとて 春な忘れそ」道真公を慕って、都から一夜にして飛んできたと伝えられる由縁の御神木です。
品種は「色玉垣」(極早の八重咲き)で毎年境内にて一番に咲き始めます。
梅はこの他に約200種、約6,000本が境内にあり、毎年色鮮やかに咲き誇り、天神の杜は心地よい香りに包まれます。
太宰府天満宮のお守り(各種)
(参考)
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