すぐに実践できる算数の成績をアップさせる方法!
大人の場合、記憶の衰えが原因で、物事を突然忘れてしまうということがあります。
「何かを取りにきたのに、何を取りにきたのか忘れてしまった!?」
「人の名前をさっきまで覚えていたのに、急に忘れてしっまた!?」
などという経験をした方もいらっしゃると思います。
子どもの場合、記憶の衰えとは違うのですが、勉強をしているときに「忘れる」ということがあります。
特に多いのが算数の問題を解いている際に、問題を読み筋道がたったにも関わらず、その筋道で計算をしているうちに忘れてしまうというケースです。
これはとてももったいないミスです。
では、ミスを防止するためにはどんなことをすれがよいのでしょうか?
すぐに実践できることは、「式の答えに単位を書く」ということです。
算数でミスを減らすには、問題を丁寧に解いていく必要があります。
どんなことが聞かれていて、どんな条件がわかっているのか、必要に応じて図や表に整理してみる。などと、
そうした一連の流れを確認しながら解き進められれば、ミスは減らすことができます。
ところが、計算を終えて答えの数字がでたところで「あれ?」となったり、
答えが出ても、その式で何を出したのか忘れてしまうことがあります。
式を作るところまでは筋道が見えていたのに、計算をしているうちに、自分が何をしていたのか忘れてしまうのです。
例えば、図形問題での長さ、面積、体積を、自分が何を求めていたのか忘れてしまった。
速さの問題で時間、距離、速さの何を計算で求めていたのか忘れてしまうということはよくあります。
このような場合、式の最後に単位をつければ解決するケースがあります。
特に2回、3回と計算式が続くときは、迷子にならないように計算の答えがでたら、式の最後に単位をつけることをおすすめいたします。
たったこれだけのことですが、自分が何をしていたのかすぐに振り返ることができ、ミスを減らすことができます。
見直しをする場合も「この式は何を求めていたかな?」と自問自答をしながら確認することで、さらにミスを減らすことができます。
時間に余裕があるときは、式の数字すべてに単位をつけてみるというのも効果的です。
ただ、子どもたちにとっては面倒な作業になりますので、嫌がる傾向もありますので、ご家庭で行う際はその辺りに注意して取り組んでください。
我が子がミスによる失点が多いなと思う保護者の方は是非お試しください。