【中学受験生必見】冬休みで大逆転!冬休みの過ごし方
中学受験成功を目指す6年生は冬休みが最後の正念場になります。
冬休みは家庭によってもさまざまではありますが、塾の勉強と家庭での学習を合わせて、100時間程度の学習時間はつくることができます。
ここでの学習次第で十分逆転可能です。
◇冬休みの家庭学習方法◇
基礎学習の再確認と総合的な実践演習の2本立て
①基礎学習の再確認
算数は各単元の基礎確認。理科・社会は基礎知識の確認。国語は漢字・知識の確認。
が大切です。可能であれば、各教科の確認テストがオススメです。
今まで学習してきた基礎内容であっても、覚えが曖昧であったり、忘れてしまったりしていることはよくあります。その基礎知識を確実にすることでかなりの得点力アップが期待できます。
冬休みで実力をもう一段引き上げることができれば、合格へ近づくことができます。
あせらず、じっくりと基礎学習に取り組むことが重要です。
まだ時間はあります。
②総合的な実践演習
総合的な学習とは、入試問題等の実践的な学習です。
単元別学習で身につけた力を発揮する練習になります。
志望校が明確になっているのであれば、志望校の過去問もおすすめです。
【志望校の過去問演習の注意事項】
・算数は「すて問」と言われる、演習時間内では解く必要のない問題があります。
その見極めはとても重要です。
・国語・理科・社会の記述採点は、志望校の模範解答があれば、それにそって採点してください。
学校によってあったり、なかったりしますので、調べる必要があります。
学校の模範解答と市販されている解答が違うというケースもあります。
・社会について、年度が古いと統計等のデータが古い場合があるので、注意が必要です。
・年度が古いと極端に難易度が上下する学校があります。この場合は古い問題はやらなくてよい可能性があります。取り組む過去問に工夫が必要です。
・解答用紙をコピーして取り組む。できる限り原寸大に近い大きさで取り組む。
解答用紙に計算スペースがあるか等は受験生が知っておく必要があります。
入試問題の実物があればそれをコピーして取り組むとより実践に近い形になります。
問題用紙にも、どのくらいのスペースを与えられているか確認しておく必要があります。
・時間はきっちりと計って取り組む。早く終わっても見直しの時間をつくる。
また、途中でトイレなどに行くことのないように気をつける。本番では試験途中にトイレに行った場合、そこから保健室受験になるというケースもあります。
・解答は、親が管理してください。
・直しについては、すぐ解説を見ないで15分くらい考えさてください。
それでもわからなければ、解説を読み、解き直しをしましょう。
特に記述問題はわかったつもりになるので、解答を見ないで一度しっかり書くことをおすすめいたします。
・志望校への分析、各科目の取り組み方を子どもの目線で分析する
これについては、周囲の大人の役割ですが、子ども自身が把握していないと意味がありません。大人目線ではなく子ども目線の「分析」と「各科目の取り組み方」が大切です。
(子どもの分析例)