【小学生社会入門】都道府県の特徴(新潟県)
◆学習のポイント①〜新潟と東京の気候を比較〜
(新潟) (東京)
上のグラフを比べてみると、気温は東京とそれほど変わりませんが、雨の量が東京とはまったく違います。新潟では1月や12月の雨の量が多くなっています。これは、雨がたくさん降っているのではなく、雪がたくさん降っているからです。
なぜ新潟は雪がたくさん降るのでしょうか!?
冬は日本海側から、冷たい北西の季節風が吹いてきます。そして南からは暖流の対馬海流が流れてきていて、海からは水蒸気が出ています。北西の季節風が水蒸気をふくんで越後山脈にぶつかり、季節風にふくまれていた水分を雨や雪を降らします。
(イメージ図)
◆学習のポイント②〜新潟の特徴〜
①越後平野では稲作(米づくり)がさかんです。米の銘柄はコシヒカリが有名です。
②長野県から、信濃川が流れてくる。この信濃川は日本で一番長い川です。
③伝統工芸として、燕市の金属洋食器、三条市の金物、小千谷市の織物の 小千谷ちぢみ などがあります。
④新潟県の日本海上の島は、佐渡島という島があります。佐渡島はかつては、金の産地として有名でした。
⑤家につもった雪をおろしやすくするためや、雪の荷重が一点にかたよらないようにするため、屋根はななめについています。
(関連記事)