【小学生理科入門(火山)】火山とは
火山とは
地殻の深部にあったマグマが地表または水中に噴出することによってできる、特徴的な地形をいいます。
文字通りの山だけでなく、カルデラのような凹地形も火山と呼びます。
火山の地下にはマグマがあり、そこからマグマが上昇して地表に出る現象が噴火です。
噴火には、様々な様式(タイプ)があり、火山噴出物の成分や火山噴出物の量によってもその様式は異なっています。
・学習ポイント①
〜火山の位置確認〜
・学習ポイント②
〜噴火の種類としくみ〜
【水蒸気爆発】
御嶽山や箱根山の大湧谷のように水蒸気が吹き出す爆発のことをいいます。
【マグマ水蒸気爆発】
口永部島の新岳のようにマグマと水蒸気の両方が吹き出す爆発のことをいいます。
【マグマ噴火】
桜島や浅間山のようにマグマそのものが吹き出す爆発のことをいいます。
・学習ポイント③
〜プレートや地震について〜
海洋がプレートが大陸プレートの下にもぐりこみ、その先でマントルの岩石が溶けてマグマが生まれます。そのマグマが上昇して火山ができます。
火山活動も地震も、プレートの動きととても密接な関係があります。
地震関連の問題はよく出題されていますので、
基本的な用語や地震発生のメカニズムについてはしっかりと確認しておきましょう。
【2014白百合学園 理科入試問題より】
解答
問1①太平洋 ②ユーラシア
問2 イ
問3 マグニチュード
問4 8倍
問5 最小値:0 最大値:7
問6 5・6
問7 B
問8 ①
問9 名前:S波
理由:S波が気体の中を伝わるとしたら、巨大地震の際、大気は大きく振動することになり、空を飛んでいる鳥や飛行機に影響が出ると考えられるから。
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