【立冬】季節感について親子で考えてみよう!
立冬とは
冬の始まりです。
「立」には新しい季節になるという意味があり、立春、立夏、立秋と並んで季節の大きな節目です。(これらを四立(しりゅう)といいます。)
立冬は、毎年11月7日頃、もしくは11月7日から次の節気である「小雪」までの期間を指します。
朝夕冷えみ、日中の陽射しも弱まって来て、冬が近いことを感じさせる頃になり、木枯らし1号や初雪の便りも届き始めます。
(木枯らし1号とは!?)
2016年は、立冬が11月7日、小雪が11月22日で11月7日及び11月7日~22日までの期間になります。
立冬は同じ日が続くこともありますが、毎年同じではありません。
立冬は二十四節気の19番目の節気です。
二十四節気は、太陰暦を使用していた時代に、季節を現すための工夫として考え出されたものです。一年を二十四に等分し、その区切りと区切られた期間とにつけられた名前です。現在でも季節の節目を示す言葉として使われています。
二十四節気は日本の気候と異なるので、節気と実際の季節感に違いを感じることもあるようです。
立冬の場合も、二十四節気では冬の訪れを感じる日となっていますが、11月7日頃はまだ紅葉が始まっていない場合もあるので、冬を実感するに至らないことが多くなっています。
暦上では立冬から立春の前日までを冬としています。
実際には冬と呼ぶにはまだ早い時期かもしれませんが、立冬を過ぎると霜が降り始め冬の様相が色濃くなってきます。
立冬は、冬支度を行うにはちょうどよい時期だと思いますので、本格的な寒さの前に冬の準備を進めてはいかがでしょうか。
また、親子で季節感ついて考えるよい機会にしてください。
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