【家庭学習力がアップする生活習慣】EQ(心の知能指数)の活用
EQとは
「こころの知能指数」と言われています。
自分の気持ちをコントロールする力や相手の気持ちを理解する力です。
このEQを高めることににより協調性やコミュニケーション能力、思いやりの心や努力する心が育まれます。
EQの低い子どもは、すぐにキレてしまったり、友達と上手に遊べなかったり、集団生活を送る上で何らかの問題を起こしやすくなります。
小学校、中学校の頃から自分の気持ちをコントロールしたり、相手の気持ちを理解するEQを育てていくことは、とても大切なことです。
EQには次の4つのポイントがあります。
①感情の識別
・自分の感情を認識する
・相手や周囲の人たちの感情を察する
②感情の利用
・自分の感情をつくりだす
・相手の身になって考えることができる
③感情の理解
・感情の原因を考える
④感情の調整
・感情をコントロールする
少し難しく感じるかもしれませんが、EQは特別な能力ではありません。
誰でも持っている能力です。
例えば、人が悲しんでいるときに一緒に悲しめ、喜んでいるときに一緒に喜べる力
また、相手の気持ちを察して気配りをしたり、相手の立場にたって物事を考えるような「心の力」です。
気持ちがネガティブになってしまったときでも、物事をポジティブに考えられるようにもなりますし、感情的になっている気持ちを抑え、冷静に対処できるようにもなります。
私も数回程、EQテストを受けたことがありますが、自分を知るよいきっかけになりました。
今回は親子で一緒に取り組める、EQを成長させる4行日記をご紹介いたします。
ポイントは以下の4点です。
それぞれを一行程度書いてみましょう。
子どもの場合、最初は書けないことも多いですので、会話の中で大人が導いてあげると良いと思います。その後に書かせるととても効果的にです。
◇EQを成長させる4行日記ポイント◇
①経験:今日どんなことがあったのか
例)今日スイミングに行ったらお休みだった。
②気づき:その出来事から何を学んだのか
例)先週、先生から「来週はお休みだね」と言われたことを思い出した。
③学び:その出来事から何を学んだのか
例)今度からはカレンダー(予定表)を確認しようと思った。
④自分らしさ:学びを得た自分はどんな人か
私は間違えにへこたれず、次に活かせる前向きな性格です。
お時間のあるときにでも是非親子で取り組んでみてください。
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