【小学生の子を持つお母さん必見!】〜成績が伸びる子の共通点①〜
成績が伸びる子にはいくつかの共通点があります。
そのひとつに「当たり前のことを当たり前にする」子は成績が伸びやすい傾向が見られます。
例えば、あいさつが当たり前にできる子とできない子を比べてみると、当たり前にあいさつができる子は自分のわからないことを積極的に質問できたり、授業でも積極的に発言できる子が多くいます。それに対してあいさつが苦手な子やできない子は、なかなか質問ができなかったり、授業でも受け身になってしまい、内容がしっかりと理解できていないことがあります。
「当たり前のことを当たり前にする」ということは大人からしてみれば簡単なことでも、子どもからするとはじめてなことや経験がないことが多く、躊躇してしまうケースがあります。
では、家庭でどのようにすれば「当たり前のことを当たり前にする」ことができるようになるのでしょうか?
①いろいろなことに手を出しすぎない
小学校の準備、旅行の準備や家のお手伝いなど、親が何でもかんでもやってしまっている場合は注意が必要です。
子どもがぐずぐずしているからと言って、つい手を差しのべてしまいがちですが、出来るだけ自分のことは自分でさせるよう心がけてください。
ただし、低学年のうちは口で言ってもわからないことが多いので、親がお手本を見せたり、一緒にやることから始めてください。
あまり親が手を出しすぎると、子どもの自立を妨げてしまいますので注意してください。
②考えを先回りしない
例えば、食事のときに子どもが「しょうゆ」といったときにお醤油をとってあげてしまっていたら、注意が必要です。
「しょうゆ」がどうしたの?と聞き直してあげてください。
親が先回りして、あれこれやってしまうと子どもは自ら考えることをしなくなります。
我が子が何を伝えたいのか、何をしたいのか、親はじっくりと見守る姿勢が大切です。
③できていないことばかり指摘しない
ささいなことでもできたらほめることがとても大事です。自分でできたという自信が心を成長させます。
小学校の時間割ももちろんですが自分でさせる、子ども部屋の片づけも自分でさせる、低学年のうちはあまり完成度を求めずに、とりあえず大雑把でもできたらよしと寛容になってください。
真面目で几帳面な親であればあるほど、合格点が高く「これじゃダメ」と厳しくなるので注意が必要になります。
まとめ
子どもたちの多くはお母さんに、甘えたい、褒められたいという気持ちを抱いています。手をさしのべてあげることも大切ですが、時には突き放し、子どもが自分で乗り越えていく姿を見守ることも大切な役割です。
低学年のうちからに当たり前のことを当たり前にする」ように習慣化していきましょう。
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