書くことが苦手な子必見! ゴールから考えて記述する
本文は以下になります。
ゴールから考える方法を国語の記述問題に応用してみます。
今回の記述問題は桜蔭中学校の入試問題になります。
小学生には難しいかもしれませんが、ゴールから考えていくとそれなりに書くことができます。
ポイントとしては、いきなり文を書こうとするのではなく、キーワードとなる言葉から自分に「なぜ」と問いかけ、それに答えるようにメモをしていきます。
そして、そのメモをつなげることができれば、文章が完成します。
実際に確認してみましょう。
傍線部分から自分に「なぜ」と問いかけてみましょう。(自問自答をする)
①さえが謝ってみたのはなぜ?
→賞をくれた橋本先生に対してすまないと思っている。
②どうして橋本先生に申しわけないと思っているの?
→二年生のときに『そうぞうの魚が上手に描けたで賞』をくれたのに、もう先生の期待にこたえられないから。
③なんでもう描くことができないの?
→自分より才能がある人を知り、自分にはそんな才能はない、そんな絵は描けないと思っているから。
自分なりのメモが取れたらそれをつなぎ合わせてみます。
さえは自分より才能がある人を知り、自分にはそんな才能はない、そんな絵は描けないと思ってしまい、『そうぞうの魚が上手に描けたで賞』をくれた橋本先生の期待にこたえられず、橋本先生に対してすまない思っているから。
最初はなんとなくでも意味が通じてれば褒めてあげてください。
いきなり書けなくても、自分なりに「自問自答」しメモをつなぎあわせることができれば練習次第でどんどん書けるようになっていきます。
メモの段階で読解に誤りがあれば、正しい方向へ導いてあげてください。
「自問自答」ができるようになれば記述をすることはそんなには難しくはありません。
いろいろな問題で練習してみてください。
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