【中学受験を考える家庭必見!】理科時事問題の家庭でできる学習の進め方
近年、理科の入試問題では時事問題が出題されています。
既に理科における時事問題対策は欠かせないものになっています。
今回は家庭ではできる学習の進め方をご紹介させていただきます。
なぜ理科の時事問題が出題されるのでしょうか?
理科という科目は、自然界の出来事についての基本法則を学ぶものなので、本来は時事問題を取り上げる必要はなさそうに思えます。
しかし、理科は技術の進歩と大いに関係しています。
科学技術の進歩により、宇宙のなぞも日進月歩で新たな事実が明らかになってきています。従来の定説が変更されることもめずらしいことではありません。
技術の進歩は、人類の生活にも劇的な変化をもたらしました。
たとえば、産業革命以降の技術革新にともない新たな課題となっている環境問題です。
機械や飛行機、自動車の普及は人類の生活を便利にしましたが、それらを動かす燃料の燃焼によって地球環境は大きな影響を受けています。
自然科学を基本とした現代技術や工学が日常生活に欠かせないものであり、身のまわりで起こる理科的な現象や話題について、常に関心を持っていてほしいという学校側の思いがあります。
【家庭でできる学習の進め方】
日頃からニュースや新聞に目を通すことが大切です。
環境問題をはじめ、台風・大雨・暖冬・猛暑などの気象、地震・火山の噴火といった自然災害や宇宙、天文、科学技術に関するニュースは特に出題頻度が高く、最新のニュースを確認しておく必要があります。
理科時事ノートを作成し、「いつ・どこで・だれが・何をしたのか」をまとめて、書き残す習慣をつけるのはおすすめです。
月に2・3個で十分ですし、自分の特に印象の残ったことだけでもよいと思います。
このような作業は理科の時事問題に限らず、勉強に対する主体的な学習姿勢を身につけることにとても大切です。
また、知識を身につけることと同時に、ニュースをきっかけに、なぜそのようなことが起こるのか、どうすれば解決することができるのか、という疑問や好奇心を持って取り組むことも大切です。
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