【小学生算数入門】算数の理解力・定着力をあげるトレーニング 〜角度①(三角形)〜
算数の各単元の理解力や定着力は毎日5分間のトレーニングによってアップさせることができます。
トレーニングというと算数では計算を思い浮かべるかもしれませんが、基本的な内容理解もトレーニングによって身につけることができます。
ここでのトレーニングは、「学習した単元の内容を頭の中で考える」という方法です。
したがって、計算は暗算でできるレベルにし、単元の内容理解をメインにしています。
頭の中で繰り返しトレーニングすることで、基本内容の定着を目指します。
トレーニングによって、「基本の考え」を定着させ、その「基本的な考え」をいくつも結びつけることで、思考力を要する応用問題にむかっていくことが簡単になります。
今回のトレーニング単元:角度①(三角形)
※角度(三角形)の学習が終了した後に、基本的な内容の理解・定着にオススメです。
※5分程度の隙間時間に繰り返し取り組むことがオススメです。(朝学習などオススメです)
※すべて暗算で答えてください。
※数字は暗算しやすいようにしています。解答までの過程を頭の中でイメージして取り組むことをオススメしております。
答えを覚えるだけでは効果はありません。
【トレーニング問題】制限時間3〜5分
【解答】
①
180ー(45+60)=75度
外角の定理 63+85=148度
※外角の定理の仕組みを理解できていない場合は、まずは外角の定理の理解からはじめましょう。
68÷2=34度
二等辺三角形ですので、外角の定理からX2つ分が68度になります。
二等辺三角形が2つあります。
したがって、Xは180ー30×2=120度になります。
②
Xは33+127=160度
yは同位角から、82ー20=62度 や 三角形の内角から、127ー65=62度
の考え方があります。
③
同じ長さの辺にチェックし、正方形、正三角形、二等辺三角形を明確にしましょう。
Xは、90+60=150度
yは、60ー15=45度
隙間時間をうまく利用して、何度もくり返し取り組むことをオススメしております。
答えの丸暗記は意味のないことになりますので、ご注意ください。
答えに至るまでの過程をくり返し取り組んでください。
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