【小学生の子を持つお母さん必見!】〜成績が伸びる子の共通点③〜
成績が伸びる子にはいくつかの共通点があります。
そのひとつとして、「読み・書き・計算」のできる子は成績が伸びやすいという傾向がみられます。
そんなことはわかっているという声が聞こえてきそうですが、
それでもやっぱり「読み・書き・計算」のできる子は成績が伸びやすい傾向にあります。
最近の子どもたちは「読み・書き・計算」の力が低下しているとも言われることもあります。
学習指導要領の内容と授業時間の削減は、子どもたちの「読み・書き・計算」をするトレーニングの場をうばっている可能性もあります。
実際に「ゆとり学習」になってからのPISAの結果は下降し、「脱ゆとり」後のPISAの結果は回復しております。
学力の基礎とも言える「読み・書き・計算」の力は小学校でけではなく、家庭学習でしっかりと身につけることも重要になります。
特に低学年のうちに学習習慣を身につけることはとても大切です。
学力の基礎である「読み・書き・計算」の力を家庭学習で身につけることで、小学校の学習に余裕を持って取り組むことができます。
・家庭でできる「読み・書き・計算」の力をつける方法
①音読のススメ
家庭で教科書や本(算数の問題文でも構いません。)を丁寧に読ませましょう。
音読をすることで、子どもの語彙力や文章理解力が見えてきます。
気づいたときに少しずつ修正していきましょう。(褒めることも忘れずに!)
また、親子で読める本を読みすすめていくことも効果的です。
読んだら、登場人物の気持ちなどを一緒に考えてみてください。
お母さんの見解や子どもの見解を聞いたりすることで、コミュニケーション能力も高まっていきます。
②計算練習のススメ
計算は解答があっているか間違っているかだけでなく、筆算のやり方、数字の書き方などの解答にいたるまでの過程が重要です。
計算するときは、必ず途中過程を書き残すようにさせ、筆算は大きく丁寧に書く習慣を身につけさせましょう。
小学校では先生によって書かせ方やチェック内容に差がありますので、家庭での最低限のチェックが必要になります。
③メモのススメ
子どもたちは教えてあげないとメモをとるようにはなりません。
授業で大切なことを言っても、メモをする子どもと、ボーっとしている子どもに二極化します。
子どもにはメモの重要性を伝え、必要なことはメモをとり、見返すことの大切さを教えていく必要があります。
1週間に1回でもいいので、日記を書くこともおすすめです。
メモをとり、見返すことの習慣がある子どもは、書く力はもちろん、ノートもとれるようになります。そうすれば、復習の際わからない問題でも自分のノートを見返すことができるようになります。
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