【小学生理科入門(天体)】オリオン座について
◇オリオン座とは!?【これは覚えよう!】◇
冬を代表する星座として有名な、オリオン座が東の空から昇ってきます。
オリオン座は、リボンのような形をしています。
オリオン座のポイントは、以下の3点です。
①お腹にある3つの星(三ツ星)
②左上の赤い1等星(ベテルギウス)
③右下の青白い1等星(リゲル)
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この図は覚えよう!!!
オリオン座のベテルギウスは、おおいぬ座の1等星シリウス、こいぬ座の1等星プロキオンと合わせて冬の大三角を作っています。
地球から見える恒星の中で9番目に明るく(太陽をのぞく)、赤く輝いてい見えます。
オリオン座のもう一つの1等星リゲルよりも暗い星です。
ベテルギウスはもうすぐ星の寿命が終わろうとしている星です。
太陽から640光年という距離にあり、星の光が届くまでに640年もかかるため、今見えている光は640年前にベテルギウスが発した光です。
もしかするとベテルギウスはもうなくなっているかもしれません。
◇冬の大三角形とは!?【これは覚えよう!】◇
オリオン座を見つけたら、次は「冬の大三角形」を探してみましょう。
真夜中になると南の空に、3つの明るい星が輝いています。
・オリオン座のベテルギウス
・おおいぬ座のシリウス
・こいぬ座のプロキオン
この3つの星を結ぶと「冬の大三角形」ができます。
中でも、おおいぬ座のシリウスは、全天で一番明るい星で、
冬の星空にひときわ輝いて見えます。
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この図は覚えよう!!!
◇オリオン座流星群をどうやって見つけるの?◇
オリオン座流星群を観察する際には東の空を見上げましょう。なるべく市街地を避け、暗い場所で見るのがベストです。
当日は月明かりもそこまで明るくないので、観測状況としてはかなり良好です!
広い範囲でオリオン座流星群を観測することができます。
親子で天体観測を楽しんでください。
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